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プロフィール

小田  紘也

Author:小田 紘也
(おだ ひろや)
1989年鹿児島生まれ横浜育ちのライター兼スペイン語翻訳家。

2012年にはマドリードに留学し、スペイン代表のEURO優勝などを現地で経験。

<専門分野>
スペインサッカー全般、戦術分析、データ分析

<実績>
『月刊footballista(ソル・メディア)』、『サッカーキング・フリー(フロムワン)』など

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指揮100試合到達!!“データ”で見るデル・ボスケのスペイン代表

 現地時間6月14日に開催されたEURO2016予選ベラルーシ戦で、ビセンテ・デル・ボスケのスペイン代表での指揮試合数が“100試合”に到達。そこで今回は、そんな節目を迎えたデル・ボスケのスペイン代表に、データの視点からフォーカスしてみる。





(1)“78%”

 デル・ボスケのスペイン代表監督としてのここまでの成績は、“78勝8分け14敗”で、勝率は“78%”を記録。ちなみに初勝利は、初陣となったアウェーでのデンマーク戦(2008年8月20日開催)で記録している。

 またデル・ボスケは、就任直後から2009年にかけて、ルイス・アラゴネス政権時代から続いていた国際Aマッチでの連勝記録を伸ばし続け、最終的に15連勝を達成。この15連勝という記録は、代表チームにおける連勝の世界記録となっている。

 



(2)“78人”

 このサラマンカ出身指揮官が就任直後から現在に至るまでに起用した選手の数は、“78人”。彼のもとで最も試合に出場しているのはセルヒオ・ラモスで、その試合数は89試合となっている。

 なお、次点はイケル・カシージャスで80試合。中核を担い、ブラジルW杯で代表を引退したチャビ・エルナンデスは、彼のもとで70試合に出場しており、これはダビド・シルバ(72試合)に続き、全体で6番目に多い数字となっている。











(3)“57人”

 デル・ボスケはここまで“57人”の選手をA代表デビューさせている。最も新しいデビュー選手は、先日のコスタリカ戦でスタメンでのデビューを飾ったアレイシュ・ビダルで、フアンミ・ヒメネス、ビトロに続き、今年に入って3人目のA代表デビュー選手となっている。

 なお、デル・ボスケのもとでA代表デビューを飾った最初の選手は、指揮官の初陣のデンマーク戦で後半開始から出場したディエゴ・カペル。また、同試合ではアンドニ・イラオラもA代表デビューを飾っている。





(4)“229ゴール”

 2008年8月20日にシャビ・アロンソがデンマーク相手にゴールを奪って以来、デル・ボスケのスペイン代表がここまでに積み重ねてきたゴールの数は“229ゴール”。チャビと共にブラジルW杯で代表を引退したダビド・ビジャが、最多の41ゴールを記録している。

 なお、次点は21ゴールを挙げたフェルナンド・トーレスで、今週行われたベラルーシ戦で決勝ゴールを記録したシルバは、20ゴールで全体3位にランクインしている。





(5)“史上2人目”

 デル・ボスケの監督就任からブラジルW杯まで、スペイン代表は合計5つの国際大会に参戦。2大会に参戦したコンフェデレーションズ杯では優勝を逃したものの、W杯とEUROの制覇を1度ずつ達成し、デル・ボスケは西ドイツ(当時)のヘルムート・シェーン以来“史上2人目”となる両タイトル制覇を達成した指揮官となっている。

 “2度目のW杯”となった昨年のブラジルW杯では、散々な結果と共にブラジルを去ることになったわけだが、“2度目のEURO”かつ“デル・ボスケ政権最後の国際大会”となるEURO2016では、無事に本大会出場を果たし、通算3つ目のタイトル獲得によって有終の美を飾ることができるのだろうか。







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テーマ:欧州サッカー全般 - ジャンル:スポーツ